【衝撃ビフォー・アフター】実家放置で「固定資産税が最大6倍」の落とし穴 親が元気なうちにしかできない"空き家予防"の決定打
どうしても残しておきたいモノは、新しい段ボールに詰める。これにより荷崩れを防いで親の安全を確保し、掃除もしやすくなり、家も痛まずにすむ。つまり、「親の命」と「資産」を守ることにつながるのだ。そして親自身も「自分にとって大切なモノがすぐそばにある」という安心感を得られる。
さらには、少し時間が経つと「なくても大丈夫かも」と気づき、自ら手放すケースもあるという。
家が整うと、人が変わる・家族が変わる
近藤さんが取り組む「空き家予防プロジェクト」では、ここまで伝えてきた片づけの3つのポイントを実践することにより、驚くような変化が起きている。
神奈川県に住む80代後半の女性の家を、6日かけて片づけたときの様子を紹介しよう。ご自宅に向かったのは、大半が住宅関連の仕事に携わり、全員が近藤さんの講座で住まい方アドバイザーの資格を取得した住まいのプロ6人。さらにこのプロジェクトのための特別講義も受けた精鋭メンバーである。
1階には母親、2階には娘さん家族が暮らしており、この娘さんから依頼を受けた。
1階はどの部屋も足の踏み場がない状態。娘さんによると「母はとにかくモノを捨てられず、人にも絶対に捨てさせなかった」そうだ。
はじめのうちは険しい表情をしていた母親だったが、やがて変化が見られた。近藤チームが寄り添いの言葉や態度で母親と3つのステップを進めていると、急に「これはいる」「これはいらない」と自らテキパキ指示を出しはじめたのだ。また、頑なに「捨てない」と言い張っていた2つの食器棚も、1つ手放す意思を示したという。
「話を聞くと、片づけをめぐって母娘の意見が何度もぶつかり、いつの間にか同じ屋根の下で暮らしながらも必要最小限の会話しかしなくなっていたそうです。ところが片づけが終了した6日目の夜、娘さんから『母の1階で、20年ぶりに母と一緒にご飯を食べました』と、うれしい報告をいただきました」



















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