【衝撃ビフォー・アフター】実家放置で「固定資産税が最大6倍」の落とし穴 親が元気なうちにしかできない"空き家予防"の決定打

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「そのうち考えればいいや」と思っていても、放置すればするほど状況は悪化し、結果として取り返しのつかない大きな負担となって返ってくるケースもあるのだ。

空き家予防プロジェクト
インタビューに応じる近藤さん。穏やかな口調ながら、伝えてくれる“真実”は非常にシビアだ(写真:筆者撮影)

空き家になる家には「3つの共通点」がある

そもそも、空き家はどのようにして生まれるのだろうか。近藤さんによると、空き家になる家には共通点があるという。それが次の3つだ。

①親が亡くなり「どこになにがあるのか、わからない」

②モノが多すぎて「片づける気になれない」

③家族で「今後どうするか」を話し合っていない

「親が亡くなったり施設に入ったりしてから『どうしようか』と途方に暮れる方が意外と多いのです。手続きに必要なモノを探そうにも、どこにあるのかわからない。家の中にはたくさん荷物があって、どこから手をつけていいかわからず嫌になってしまう。遺品整理の業者に頼むにしても、親のモノをゴミのように処分することに対して寂しさや罪悪感を抱きやすい。そのうえ家族全員がそれぞれ多忙で、一向に話し合いが進まず実家を放置──。そうやってすべてを後回しにしてきた結果、空き家問題に発展してしまうのです」

空き家になる共通点でとくにポイントとなるのが、①と②。必要なモノを探そうと思っても、モノであふれかえっている状態では探せないうえ、人に貸せない、売れない、建て替えられないという八方塞がりの状況を招いてしまうからである。裏を返せば、やはり「親が元気なうちに片づけをすること」が、空き家予防の重要な鍵となるということだ。

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