大谷翔平のMLB、甲子園、世界陸上…2025年スポーツが「最も熱かった日」トップ10
1991年以来、34年ぶりに東京で開かれた「世界陸上」こと、「世界陸上競技選手権大会」。序盤から日本選手が活躍したこともあり、終盤には国立競技場が満員になるなど、大きな盛り上がりを見せた。
日本は勝木隼人(男子35km)、藤井菜々子(女子20km)と、競歩で2つの銅メダルを獲得、さらに村竹ラシッド(男子110mハードル)、中島佑気ジョセフ(男子400m)ら、9つの種目で入賞を果たした。
今回、トップ10に入ったのは第9位の9月14日。モーニングセッションでは女子マラソンが行われ、早稲田大学ランニングサークル出身の小林香菜が7位入賞を果たした。
イブニングセッションでは男子100m決勝が行われ、前回のブダペストに続き、大会連覇を狙ったパリ五輪金メダリストのノア・ライルズ(アメリカ)を破り、オブリク・セヴィル(ジャマイカ)が9秒77のタイムで優勝した。また、この日は井上尚弥らのトリプルタイトルマッチや、U-18野球ワールドカップ決勝も行われており、全体の数字を押し上げている。
「世界陸上」の日が上位にランクイン
この他、スポーツナビに取材したところ、9月13日(土)・15日(月・祝)・21日(日)が30位以内に入っているとのことだ。13日は大会初日。男子35km競歩で勝木が銅メダル、女子10000mで廣中璃梨佳が6位、男女混合4×400mリレーで8位入賞と日本勢が大活躍した。

15日は朝に男子マラソンが行われ、夜は男子3000m障害物で三浦龍司が8位入賞。このレースでは、最終盤に三浦が後続選手との接触で失速したため、SNSでも話題になった。そしてこの日のハイライトは、男子棒高跳のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)。最後の3本目の跳躍で6m30cmの世界記録を樹立。夜遅くまで残っていた国立競技場の観客は総立ちとなった。
21日は大会最終日、男子走高跳では赤松諒一が8位入賞。そして最後の種目となった男子4×100mリレー。同じ国立競技場で開催された東京五輪では、バトンミスで途中棄権となった日本の「リレー侍」が、メダルに届かなかったものの6位入賞を果たした。
大会は193の国と地域・難民団から1992名が参加し、入場者数は61万9288人。テレビ中継による国内の累計視聴者は延べ7977万人にも及び、多くの人々の記憶に残るスポーツイベントだったと言えよう。
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