年末年始の天気まとめ。全国的に「かなりの高温」も、"太平洋側の雨"や"海面水温の上昇による日本海側の短時間・局所的な大雪"には要注意

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1か月予報の降雪量は平年並みか少ない予想ですが、局地的には大雪になるおそれがあります。

近年は、気候変動で日本海の海面水温が上昇している影響で、雪雲が一気に発達しやすいです。日本海側の市街地で短時間に大雪が降ったり、立ち往生が発生した事例もあるため、油断できません。

そして、気温が高いことによって湿った重い雪が降ると、倒木や電線への着雪で停電することがあります。雨が降れば、積雪が多い地域では急速に雪どけが進んで浸水や土砂災害のおそれがあり、雪崩や落雪に注意が必要です。

また、雪道はポイントを押さえると安全に歩けます。

雪道を歩く際の注意点
雪道を歩く際の注意点(出典:weathermap)

イメージはペンギンです。歩幅は狭く、足を地面に対して垂直に降ろして靴の底で地面を踏みしめるような歩き方です。

この時期の気温にあう服装は?

イベントや初詣など、年末年始は外で長い時間を過ごす機会が増えるので、平年より気温が高くても寒さ対策は必要です。

気温と服装の目安によると、ダウンコートの出番は5℃以下です。

ただし、風が強いと気温よりも寒く感じられ、風が1m/s吹くと体感温度は1℃低くなるともいわれます。また、同じ気温でも晴れていると日差しの温もりで暖かく感じられるでしょう。

気象条件による体感温度にも注目して、服装を選ぶと良いです。

年末年始は、いつもと違う場所で過ごす方も多いでしょう。移動中や移動先で困らないように、事前に情報収集しておくと安心です。

素敵な年末年始をお過ごしください。

気温と服装の目安
服装と気温の目安(出典:weathermap)
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