同社は、2025年7月に連結化したUSスチールの買収に伴う事業再編により、26年3月期は一過性損失を約2300億円計上する。また、アメリカの鉄鋼市況の低迷を踏まえてUSスチールの業績を見直したため、今期は7割近くの減益を見込む。
一方、今期の買収に関連する損失が消えるほか、USスチールの収益貢献も追い風となり、来期は経常利益ベースでV字回復を果たす見通しだ。
2位にランクインしたのが、特殊印刷大手測器専業メーカーのNISSHA(7915)。同社も今期減益予想の会社だ。これは、蒸着紙などの需要減少や、医療機器CDMOの需要停滞に加えて、自動車向け外装の新製品の量産立ち上げに関連する先行費用が重荷となるためだ。
ただ、自動車関連の産業資材は、来期から本格的に業績貢献する見通し。また、タッチパネル製品や医療機器も上向くことで、来期の利益は大きく反発する予想だ。来期の経常増益率は250%にのぼる。
3位のアイネス(9742)は、自治体向けシステムを展開する独立系SIで、来期の増益率は226.7%。こちらも、地方自治体の標準準拠システムの稼働時期が遅れたことで、今期は約6割減の大幅減益となる予想だ。ただ、自治体のシステム導入が来期から加速するのに加え、民間向けシステム開発も回復する見通しだ。
この記事は有料会員限定です
残り 1194文字
