なぜあなたの計画は3日で終わるのか? 「手帳vs.スマホ」一流の人が絶対にやらない挫折を生む"NG活用術"

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次に(2)の「実動部隊としてのスマホアプリ」である。

母艦で管理している行動計画(地図、ルート)を具体的な予定に落とし込む。そしてスマホのカレンダーやタスクアプリに入力する。これは現場で戦うための武器(実動部隊)と言える。

日々の変更やチェックは、すべてスマホで行う。

「電車移動中にリスケする」「タスクが完了したらチェックを入れる」。この手軽さが、行動のヌケモレを防ぐ。GoogleカレンダーやTimeTreeなど、PCとも同期できるクラウド型のアプリを使えば、データの保全性も高く安心だ(私はDueというリマインダーアプリを併用している)。

もし手帳でスケジュールやタスク管理をするなら、小さいものを選ぶほうがよいだろう。手帳を2種類使い分けているビジネスパーソンは多い。

ツールに「使われる」な、ツールを「使い倒せ」

最後に(3)の「作戦会議室としての手帳(ノート)」だ。

常にカバンにはお気に入りのノートを一冊入れておこう。予定通りにスケジュールをこなすには、どんな準備が必要か? どのタスクから処理したほうがいいか? スマホを置いて手帳を開き、書きなぐる。ノートでも構わない。

自分自身と対話する「作戦会議」は、できる限りアナログで行う。

脳科学的にも、手書きは脳の複数の領域(運動野・視覚野など)を同時に刺激し、活性化させることがわかっている。紙の上でペンを走らせ、図を描き、矢印を引く。このプロセス自体が、思考をドライブさせ、脳のパフォーマンスを最大化させるのだ。

このように、計画を立てる場所、スケジュールを管理する場所、アイデアを出す場所を分ける。そうすることで、それぞれの機能が最大化される。スケジュール管理において、手帳やノートは「予定を書く場所」ではない。「思考を整理する場所」として使うのが、現代における賢い活用法だ。

多くの人が、高機能な手帳や複雑なアプリを使いこなそうとして、結局挫折する。だから1年のはじめに立てた計画も、すぐに「計画倒れ」になってしまうのだ

ツールはあくまで、目標達成のための道具(サーバント)である。主人はあなたであり、ツールは従者だ。

・全体を見る道具(PC)
・日常を回す道具(スマホ)
・深く考える道具(手帳)

この3つさえ揃っていれば、銘柄は何でも構わない。

「このノートを開くと、やる気が湧いてくる」

「このアプリを見ると、次にやることが一発でわかる」

そう思える環境を作ること。それが、ストレスなく目標へ向かうためのツール選びだ。自分にとって、どんな道具が相性がいいのか? 探りながら1年間を過ごすのもいいだろう。2026年は、道具にこだわって、目標達成をめざしてはどうかと思う。

【この記事の著者・横山信弘氏への仕事のお悩みを募集します!】本連載では、読者の皆様からのご相談を受け付けています。「困った部下・上司・同僚への対応」や「仕事で壁にぶつかったときの対処法」など、さまざまなお悩みをお寄せください。 ご協力いただける方は、こちらのフォームからお送りください。
横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役社長

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よこやま・のぶひろ / Nobuhiro Yokoyama

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。近著に『トップコンサルタントの「戦略的」勉強法』。

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