映画『8番出口』『マイクラ』、ドラマ『Fallout』まで大ヒット。ビデオゲーム映像化が相次ぎ成功するいま、背景にある変化とは

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ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー
2026年にはマリオ映画の新作『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』も公開される。ヒットするのは間違いないだろう(画像はYouTubeよりキャプチャー)
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近年はビデオゲームの映像化作品が大きな注目を集めている。2023年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は日本でもかなりのヒット作になり、任天堂のゲームも映画になる時代だと強く印象付けた。

もっとも、マリオが映画化したのはこれがはじめてではない。1993年にはハリウッドで『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』という実写映画が公開されており、こちらは正直なところ成功したとは言いがたかった。

それから時が経ち、いまやビデオゲーム原作の映像化作品はヒットが続いている。いったいどんな変化が起きているのだろうか?

映画もドラマも近年はヒット作が盛りだくさん

マインクラフト/ザ・ムービー
ブロックを組み合わせてさまざまなものを作るゲームの映画化『マインクラフト/ザ・ムービー』も記憶に新しい(画像はYouTubeよりキャプチャー)

25年においても、ヒットしたビデオゲーム原作の映像化作品が複数存在する。

特に大きな注目を集めたのは『マインクラフト/ザ・ムービー』だろう。販売本数が3億本を超える超ヒットゲームが実写映画化するだけでも驚きだが、興行収入もかなりのもの。全米における公開週末の興行収入は約1億5700万ドルで、日本でも25年公開の洋画実写オープニング1位を記録した。

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