「絶対大混雑するじゃん」「最高すぎる」 ポケモン初の屋外テーマパーク《ポケパーク カントー》開業が示す、"日本最強IP"の凄まじさ
たとえば、「ポケモンなら何でも楽しんでいる」という人がいれば、「アニメは見たことがない」「カードゲームは知らない」という人も多く、「ゲームはそんなにやらないけどグッズを集めている」という人もいます。
ポケモンにハマる入り口もゲームだけでなく、キャラクターのかわいらしさ、アニメの面白さ、グッズの多彩さなどをあげる人も少なくありません。ゲームやアニメをベースにしつつ、日常で目にするグッズなども含め、人々とのタッチポイントを増やすことで親近感や愛着を得ている様子がうかがえます。
実際、スーパーへ行けばパン、ふりかけ、カレー、ラーメン、スナック、ラムネ、グミなどの食品が売られ、ゲームセンターに行けば「ポケモンフレンダ」やクレーンゲームのぬいぐるみがあり、その他でも文房具や服、おもちゃやカードなど、「どこへ行ってもポケモンがいる」という状態。
ポケモン好きがイオンなどのショッピングモールに行けば退屈することはありません。
家に帰っても、テレビ番組の「ポケットモンスター」「ポケモンとどこいく!?」(テレビ東京系)、YouTubeの「公式チャンネル」「Kids TV」、Netflixの「ポケモンコンシェルジュ」、アプリの「Pokémon Sleep」「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」「Pokémon UNITE」などがあり、もちろん家庭用ゲーム機のさまざまなゲームも楽しめます。
特筆すべきは、ゲームやポケモンたちの特性を生かす形で多くの商品・サービスに対応していること。育成やバトル、キャラクターやビジュアルなどをベースにしたコラボのため、これだけ多くの商品・サービスがあっても強引さを感じさせるものはほとんどありません。
“生涯IP”のようなすごみ
たとえば、睡眠アプリの「Pokémon Sleep」に合わせた“眠り”に関する商品とのコラボは、いつも寝ているカビゴンをモチーフにしつつ、ルームウェア、乳酸飲料、マットレス、アイマスクなどに広げていく自然なものでした。



















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