10年の休止を経て…アニメ《ドラえもん》が「フランス」に再上陸!配信先に「YouTube」を選んだテレビ朝日の"深謀遠慮"とは?

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『ドラえもん』のコミック
フランス現地で刊行されている「ドラえもん」の漫画本(筆者撮影)

どこでもテレビになる時代

どこでもドア
“テレビの枠に縛られる”のではなく、“どこでもテレビになる”時代(画像:Yu2 / PIXTA)

『ドラえもん』が今回示したのは、「物語はひとつの枠にとどまらない」ということです。日本では今も放送が続く一方で、テレビの枠を越え、いかに海外の視聴者とつながるかという問いに、日本発IPが具体的な形で応え始めました。

“テレビの枠に縛られる”のではなく、“どこでもテレビになる”時代。半世紀前に生まれた青いロボットは、フランスで再び、新しい世代の友だちになろうとしています。

【もっと読む】Netflix世界3位!小栗旬・赤西仁出演の《匿名の恋人たち》が海外でもウケる訳。王道ロマンスかと思いきや…「ビターな恋愛」が琴線に触れる では、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が、海外でも話題になったドラマ『匿名の恋人たち』について詳細にレビューしている。
長谷川 朋子 コラムニスト

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はせがわ ともこ / Tomoko Hasegawa

メディア/テレビ業界ジャーナリスト。国内外のドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。フランス・カンヌで開催される世界最大規模の映像コンテンツ見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威ある「ATP賞テレビグランプリ」の「総務大臣賞」の審査員や、業界セミナー講師、札幌市による行政支援プロジェクトのファシリテーターなども務める。著書は「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)。

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