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パナソニックが仕掛ける「テレビがアプリになる」時代 3チューナー搭載、無線LAN対応でテレビを持たない層と推し活層を狙うmiyotto

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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パナソニックはテレビ向けにFire OSやGoogle TV、Android TV対応の専用アプリを新規開発した。スマホ・タブレット向けにはiOSとAndroid対応アプリも用意する。

スマートテレビ用のアプリは、動画配信アプリのような見た目でテレビ放送を視聴できる(筆者撮影)

寝室のプロジェクターで深夜ドラマを観たり、デスク横のモニターで昼のニュースを流したりできる。家の中なら、リビングと寝室で同時に別々の番組を観ることもできる。

外出先からのリモート視聴にも対応した。通勤中のスマホや出張先のホテル、移動中の電車内で、テレビ番組を観られる。録画した番組も外出先から視聴可能だ。本体は幅55mmのコンパクト設計で、ディスクドライブを省いた。HDMIケーブルも不要で、無線LANだけでデバイスとつながる。

Fire TV Stickを用意するだけで、モニターもスマートテレビ化できる(筆者撮影)

テレビの前に大きな箱を置く必要がないため、壁寄せスタンドやシンプルなインテリアを好む層に訴求する。

録画機能も充実している。3つの番組を同時に録画できる。容量は2TB。圧縮録画を使えば地上デジタル放送を約175時間分録り溜められる。外付けHDDを接続すれば容量を拡張できる。

ドラマやアニメを指定すれば、約90日分を自動で録画して古いものから消していく機能もある。

録画機能はDIGA(ディーガ)に準じている(筆者撮影)

nasne機能縮小で生まれた市場機会

実はこうした「ネットワーク経由でテレビを観る」製品には先駆者がいた。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が展開していた「nasne」だ。パナソニックの落合洋介氏も発表会で「偉大な先駆者」と評した。だが、機能縮小でユーザーが抱えていた不満を、miyottoが解消した形だ。

nasneはSIEからバッファローへの移管後、SIE製のリモート視聴機能の終了が予告されるなど機能縮小傾向にある。シングルチューナーで同時録画ができず、有線LANのみの接続、アカウントごとの有料課金といった制約もあった。

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【なぜ今「テレビを持たない層」なのか】

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