「今後1~2年で500メガワットを開発したい」--日本アジアグループ山下会長

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--パネルメーカーの破綻リスクをどうみますか?

ありますよね。我々の提携先である昭和シェル石油系の「ソーラーフロンティア」も赤字が大きく、株主総会で随分批判が出たようだ。しかし、いまを堪え忍ぶと、世界のパネルメーカーは集約されるはずだ。かつて何十社あったメーカーは、20社程度になっている。ドンドン淘汰される。その中で、ソーラーフロンティアは真っ先に成功する可能性の高い会社だと思う。それゆえに、当社の安定供給もお願いしている。

--日本アジアグループにとっての、今後の太陽光事業の位置づけは?

企業の成長戦略は2つある。一つは既存事業の集中と選択、もう一つは買収だ。利益がどんどん伸びていくようなビジネスを買うチャンスがくるか。それは一つの僥倖だし、そんなことは待っていられない。だから、自分でそういうキャッシュフローを生むようなアセットを作る。しばらくはグリーンコミュニティということを標榜しながら走る。その中で、一番大きく収益を伸ばせるのがどこかというと、技術をバックアップした金融だ。単純にコンサルタントをやって利益率何%という世界から、金融のかけ算、マルチプルの世界が始まる。

(タイトル横写真はイメージです)

山田 徹也 東洋経済 記者

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やまだ てつや / Tetsuya Yamada

島根県出身。毎日新聞社長野支局を経て、東洋経済新報社入社。『金融ビジネス』『週刊東洋経済』各編集部などを経て、2019年1月から東洋経済オンライン編集部に所属。趣味はテニスとスキー、ミステリー、韓国映画、将棋。

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