東洋経済オンラインとは
ビジネス

「月300時間労働、徹夜が当たり前」だった人気ラーメン店経営者が残業削減に舵を切ったワケ

7分で読める
2/5 PAGES
(画像:『全世界100店舗!売上10倍!社員定着率85%!すごい!ラーメン凪の仕組みと人づくり』より)

ベテランのマネージャー、小林敦は、創業時と現在の凪の違いの1つに「就業規則の遵守」を挙げています。

「創業時は、本当に休みがなくて夜中まで働く会社でした。ですが現在は休みを取らずに仕事をしていると、『なんで月に5日しか休めていないの? 最低でも月に8日は休まないと』と生田に注意されます。飲食業界はどこも人手不足で、『休め』とはなかなか言いにくい状況です。『週1日で休めればいいほう』という飲食店も多いなかで、凪は『月5』で怒られるのですから、労働環境は大きく改善していると思います」(小林敦)

かつてラーメン店は、「飲食業界のなかでも特に労働環境が悪い」と言われていたことがありました。凪は、そんなラーメン業界のなかでも「あの会社はヤバい」と話題に上がるほど、労働環境が整っていない状態でした。

「残業を減らすけれど、給料は増やす」取り組み

ですが、今は変わりました。当時を知るエリアマネージャー、大里健太郎も、凪の変化の1つに、労働環境、労働条件を挙げています。

「以前は月に300時間働くこともありました。月300時間働いて、仮に手取りが20万円だとすると、時給換算で約666円です。『時給に換算すると666円か。正直、やってられないな』という声が社内に蔓延していました。ですが現在の凪は、『残業を減らすけれど、給料は増やす』ための取り組みをしています」(大里健太郎)

次ページが続きます

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象