「月300時間労働、徹夜が当たり前」だった人気ラーメン店経営者が残業削減に舵を切ったワケ
目標残業時間、有給休暇取得率を経営計画書に明記
創業当時は、寝ずに仕事をし続けたことがありました。創業して間もないころに入社したメンバーたちが、休みなしで働いたマンパワーのおかげで、ある程度の規模までこれたことは否定しません。
ですが現在の凪は、「労働時間は減らし、給与は増やす」ための働き方改革を進めています。
なぜなら、スタッフが幸せでないと、お客様を幸せにすることができないと気づいたからです。
経営計画書の「経営方針」「内部体制に関する方針」「社員に関する方針」のなかで、労働時間と休日に関するルールを明記しています。
労働時間は、総合職の場合、1カ月が31日の月は177時間、30日の月は171時間、28日の月は160時間が規程で、これに30時間の固定残業時間がプラスされます。ただし、残業時間は、毎月10時間以下を経営目標として掲げており、コツコツ削減に取り組んで、2025年2月に8時間になりました。

















