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不登校を繰り返す姉妹の"切なすぎる原因"――子どもの問題行動は、家族を守るためのサインかも

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ある中学生の話です。「授業中、自分だけが2回も当てられた(先生の嫌がらせじゃないか)」「廊下を歩いていたら、近くにいた子が私を避けたような気がした(これはいじめじゃないか)」など、気になることがあれば、小さなことでもすぐに両親に報告していました。そのたびに両親は子どもと一緒に学校に対し、抗議を繰り返していました。

なぜ、彼らはこうなってしまったのでしょうか。

子どもが学校での出来事を報告すると、ふだんは仲の悪いご両親が、そのときばかりは力を合わせて学校に抗議します。

たとえば、「どうしてうちの子だけ2回も当てられたのか」「いじめた生徒に謝罪させろ」など、ささいなことでも「大きな問題」として学校に意見を言うのです。

このように、学校という家族共通の「敵」を設定することで、家族は一時的にチームとして団結し、ふだん疎遠な関係が改善されることがあります。

自分自身を犠牲にして家族をつなぎとめようとする子

子どもはそのことを深いところで理解し、自らそうした行動をとっていたのです。

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こうしたケースは、決してめずらしくありません。

「子はかすがい」という言葉の通り、ときに子どもは、自分自身を犠牲にしてまで壊れそうな家族をつなぎとめようとすることがあります。

ですから、もしも子どもに何らかの困りごとがあり、その原因がはっきりしないときは、家族の関係性にも目を向けてみてください。ただし、それは犯人探しであってはいけません。子どもは、家族の誰も責めたくないのですから。

夫婦の関係性や、それぞれの実家・親戚とのかかわりなど、詳しいことがわからなくても、子どもは家庭の「空気」にとても敏感です。だからこそ、子どもにとって家庭が、安心できる場所であるよう心がけたいものです。

とはいえ、「家族」だからこそ話し合いが難しい場面もあるでしょう。そんなときは、スクールカウンセラーなど中立的な第三者に立ち会ってもらうことをおすすめします。

「こんなことで相談して、迷惑がられないかな?」などという心配は無用です。ささいに見える問題の中に、じつは大きな問題が潜んでいることもあります。ぜひ遠慮なく頼っていただきたいと思います。

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