「日本アニメ」の底力が伝わる《意外な作品5選》。「毎週約100本以上」のアニメを視聴するコラムニストが厳選
繰り返しですがシンプルなキャラ、特にこういった“ぬいぐるみ感”のあるキャラは、動いた時に少しでも顔や体のバランスが違うと途端に違和感が生じやすかったりもします。しかしこの作品がすごいのは、登場するぬいぐるみたちがどんなに動いてもどの角度からみてもブレずに“ずっと可愛い”と思えること……!
ぬいぐるみ感は崩さずも豊かな表情や体のフォルム・可動域などからは、アニメを手がけた人達のこだわりを(勝手に)感じてしまいます。見ているだけで元気と癒しがもらえる、個人的にもおすすめの1本です。
アニメはとにかく奥が深い

今回紹介したような、“シンプルが故に難しいキャラの造形を保ったまま動かす”作品は、その見た目もあり全てが手描きのような印象も持つかもしれません。しかし上記5作をはじめ多くの作品では、手描きに加えてCGやFLASHといった様々な表現も駆使されており、その技巧は“精巧な画でものすごく動く”作品達と同様です。
大きな盛り上がりを生む話題作ばかりでなく、幅広いジャンルの作品がそれぞれの技巧を凝らしながら制作されるという層の厚さも、日本アニメの底力の1つなのかもしれません。
読者の方々にはなかなか視聴機会のないジャンルの作品も多かったかもしれませんが、これらを通して、改めて日本のアニメの多彩さや奥深さに触れていただけたら嬉しいです。
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