アニメ《タコピーの原罪》が配信限定でも「異例の盛り上がり」見せたワケ。"過酷な現実"描いた本作、人気拡大の秘密は「配信形態」にアリ?

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2021年12月から約3ヶ月に渡り「少年ジャンプ+」で連載された『タコピーの原罪』がアニメ化し、話題を集めた。その盛り上がりの秘密に迫る(pict-japan / PIXTA)

配信限定アニメは話題になるのが難しい――。これは2020年以降の空前のアニメブーム、そして動画配信サービスの普及を経てもなお変わらなかった、ファンや業界が抱くイメージでした。

新作アニメは年間で200本以上にも上り、その中には配信限定作品も複数含まれていますが、話題作として名前があがったり、同じく配信限定の『地面師たち』や『SHOGUN 将軍』といったドラマのような盛り上がりを産むことはなかなかないのが現状です。

しかし、この夏、そうした長年のイメージを覆し、配信限定でありながら話題を集めたのが、アニメ『タコピーの原罪』です。

ほのぼのSFと思いきや…超過酷な現実を描く

タイザン5氏の漫画を原作とする本作は、ハッピーを広めるため地球にやってきた宇宙人のタコピーが、自分を助けてくれた小学生の女の子を笑顔にするため奮闘する物語です。

こう聞くと、日常系のほのぼのSF作品が思い浮かぶかもしれませんが、本作で主に描かれるのはその真逆のかなり過酷な現実。純粋無垢なタコピーの目を通して描かれるいじめや自殺、家庭内暴力といった重すぎる題材、その絶望と救済の交互浴が、見る人をのめり込ませます。

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