シードステージ、資金調達ラウンド、デカコーン、VC…イチからわかるベンチャー業界「超入門」

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上場企業の株価は市場の需給で変動するが、未上場ベンチャーの株価は企業と投資家の交渉で決まる。調達を重ねるごとに企業の評価額(株価×発行済み株式数)は上がるのが通常だが、あえて前回より低い水準で資金を集める「ダウンラウンド」もある。評価額が10億ドル以上の未上場企業は「ユニコーン」、100億ドル以上になると「デカコーン」と呼ばれる。

VCの役割とは?

投資家には、VC(ベンチャーキャピタル)、個人のエンジェル投資家、金融機関などがある。

VCには、独立系、政府系、大学系、事業会社が出資するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)など多様なタイプがあり、投資対象とするステージや業種に応じた特徴を持つ。株式を取得してイグジット時に財務リターンを得るのが基本だが、起業家のメンターとして経営支援に積極的なVCもある。

事業会社による投資では、オープンイノベーションを目的としたCVCによる出資に加え、より直接的な事業シナジーを狙った「戦略的投資」も重視されるようになっている。

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印南 志帆 東洋経済 記者

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いんなみ しほ / Shiho Innami

早稲田大学大学院卒業後、東洋経済新報社に入社。流通・小売業界、総合電機業界などの担当記者、「東洋経済オンライン」編集部などを経て、現在は『週刊東洋経済』の巻頭特集を担当。働き方、ジェンダー問題などに関心。

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