ガザ戦争終結へ20項目計画、イスラエル首相受け入れ-トランプ氏
合意が履行されれば、将来的にパレスチナ国家の条件が「ようやく整う可能性がある」とも記されている。だが、ハマスがこの条件を受け入れるかどうかは不透明だ。
ハマスはトランプ氏とネタニヤフ氏の会談に先立ち、まだ計画を見ておらず、精査が必要だと表明していた。
ネタニヤフ氏はトランプ氏の計画を支持
ネタニヤフ氏は記者会見で、戦争終結に向けたトランプ氏の計画を支持すると述べ、「われわれの戦争目的を達成する」と語った。さらに「イスラエルは当面、治安境界を含め安全保障上の責任を保持する」とした。

一方、ネタニヤフ氏は29日、ホワイトハウスからカタールのムハンマド首相に電話をかけ、同国の首都ドーハで今月、イスラム組織ハマス幹部を標的にミサイル攻撃を行ったことについて「深い遺憾」の意を伝えた。米政府が明らかにした。
イスラエルとハマスの仲介役であり、地域最大の米軍基地を擁するカタールはこの攻撃に激怒し、他のアラブ諸国も同様の反応を示していた。
ホワイトハウスの発表によると、ネタニヤフ首相は会談でカタールの警備員1人が死亡したことについても遺憾の意を伝えた。電話会談はトランプ氏が設定した。
トランプ氏は、ムハンマド、ネタニヤフ両氏が「率直な」対話を行ったと述べ、3カ国間で正式な作業部会を立ち上げることで合意したと強調した。この枠組みで「相互の安全保障を強化し、誤解を正し、将来の不信を回避する」ことを目指すとしている。
著者:Catherine Lucey、Ethan Bronner
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら