その「いい人キャラ」、本当にあなたを幸せにしてる?《誰からも好かれたい人》が陥る意外な"落とし穴"

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部活でのよくある光景
Aグループ:10人でいつも一緒。でも話題はいつもゲームやアニメ、誰かの悪口ばかり。
Bグループ:3人だけど週1回、将来の夢や好きなことについて真剣に語り合う。

1年後、成長しているのはどちらだと思いますか?

答えは明らかです。人間関係の価値は「何人知っているか」ではなく、「どれだけ深い話ができるか」「どれだけお互いを理解し合えているか」で決まるのです。

SNSの「いいね」に振り回されていませんか?

現代社会では、他人の評価を気にしすぎる傾向が強くなっています。
例えば、こんな投稿の比較

・投稿A:「今日は家で好きな本を読んで過ごしました」→いいね5個
・投稿B:「銀座の高級レストランでディナー♪」→いいね50個

でも、本当にあなたを成長させ、心を豊かにするのはどちらでしょうか?

「いいね」の数に一喜一憂している限り、本当に大切なものを見失ってしまいます。

他人の評価ではなく、自分の価値観を大切にすること。これが、本当の意味で充実した人間関係を築く第一歩なのです。

新しいクラスに転校生がやってきたとします。

表面的な優しさ:「何かあったら遠慮なく声をかけてくださいね!」
伝わるコミュニケーション:「読んでる本、面白そうだね。僕も読書が好きなんだ。今度おすすめの本を教え合わない?」

前者はただの社交辞令。悪くはありませんが、そこから関係が発展することはあまりありません。

後者には「共通点を見つけようとする姿勢」と「相手に興味を持っている」という気持ちが込められています。だからこそ、そこから本当の友情が芽生える可能性があるのです。

「やさしい言葉」と「伝わる言葉」は似ているようでまったく違うものなのです。

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