その「いい人キャラ」、本当にあなたを幸せにしてる?《誰からも好かれたい人》が陥る意外な"落とし穴"

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誰からも好かれる感じがいい人の伝え方
「誰からも嫌われない」を目指した結果、「誰とも深くつながれない」という皮肉な現実にたどり着いてしまいます(写真:taa/PIXTA)
「もう少しうまく伝えたい」「人間関係をもっとラクにしたい」「むやみに嫌われたくない」と、毎日のコミュニケーションシーンで思うことはありませんか? そんなときに使える「考え方」を、『誰からも好かれる感じがいい人の伝え方』の著者・ゆりかさんに教えてもらいました。

「できるだけ嫌われたくない」

「みんなに感じよく思われたい」

「波風を立てるのは苦手…」

もしもあなたがこんな風に考えているなら、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

その努力の結果、本当に満足のいく人間関係を築けていますか?

なぜか虚しい…「八方美人」の知られざる現実

「あの人って本当にいい人よね」

そう言われるたびに、なぜかほっとする反面、心の奥で小さな虚しさを感じている。

誰に対してもニコニコ笑顔。誰からも嫌われないように、いつも気を遣っている。表面的には多くの人とうまくやっている。

でも、ふと気がつくと……

「本当に何でも話せる相手って、いるかな?」

「困ったとき、本気で頼れる人って、誰だろう?」

そんな疑問が頭をよぎったりしませんか?

実は、これは現代の「いい人あるある」なんです。SNSのフォロワーが何千人もいるのに、本当に心を許せる相手がいない。職場でも学校でも当たり障りなくやっているけれど、どこか表面的で薄っぺらい関係しか築けていない。

「誰からも嫌われない」を目指した結果、「誰とも深くつながれない」という皮肉な現実にたどり着いてしまうのです。

では、どうすれば本当に相手の心に響くコミュニケーションができるのでしょうか?

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