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"学校での避難訓練"は自宅では通用しないことも…「防災のプロ」が指南する【地震対応】の新常識

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  • 永田 宏和 防災プロデューサー、NPO法人プラス・アーツ理事長、デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長

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防災の常識は日進月歩しているという(写真:eizan/PIXTA)
「地震のときにはトイレに逃げ込め」「大きな揺れが来たらまず台所の火を消そう」。かつてはこうした対応が地震のときの常識だと考えられていましたが、防災プロデューサーの永田宏和氏によれば、時代に合わせてその常識をアップデートしなくてはならないといいます。
30年以内には80%の確率で南海トラフ地震が起こると予測されるなか、私たちが身につけておくべき「地震対応」の新常識を、永田氏の著書『防災のプロが自分でやっている防災法を1冊にまとめてみた』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

いちばん大切なのは、命を守ること

Q.あっ、地震だ! そのとき、防災のプロならまず何をする?
①火を消す
②机の下にもぐる
③ドアや窓を開ける

どれも間違いです。かつての常識は、古くなっています。日本は地震が多いので、昔から伝わるたくさんの教訓がありますが、防災の常識は日進月歩しています。過去からの言い伝えだけでなく、ぜひ最新の情報を知っていただきたいと思います。

そこで本稿では、いざ大地震が起きたときに、どのような行動をとればいいかについてお伝えします。大前提として、どんな災害でも大切なのは、次の3つだと考えています。

・自分自身の命を守ること

・大切な人とのつながりを切らさないこと

・長期戦になっても心身を健康に保つこと

次ページが続きます:
【「命は助かったから、あとは何とでもなる」】

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