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もう上司の「思いつきの改革」には振り回されない!課題を徹底的に洗い出す「急がば回れ」のアプローチが功を奏す

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  • 中出 昌哉 テックタッチ株式会社 取締役 CFO / CPO AI Central 事業責任者
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言われると当たり前のように感じるかもしれませんが、俯瞰することで「本来気づくべきことだが、気づいていない当たり前のこと」に気づくことができます。そしてそのような課題に、課題と認識して長期で取り組み、会社として常に変化できるのかが非常に重要なテーマになります。

これは課題全体の可視化をすることでしか実現できません。既存のオペレーションの改善(1店舗当たりの売上や店舗数などの数字の改善)からだけでは、決して気づくことはできないのです。また、こういった課題は直近2〜3年では売上や利益への影響度も低いので、「後でやろう」と考えていると取り返しがつかなくなるケースも多く存在します。

ここに、課題の明確化の妙が存在します。

顧客の生の声を聞くデプスインタビュー

また、内部の経営陣は気づいておらず、改めてリサーチをすることによって、経営のインパクトがあることが判明したもう一つの施策が、顧客インタビューです。

顧客インタビューは、2カ月ほどの期間をかけて、計30人に行いました(すべて一対一のインタビュー形式で実施しました。通称デプスインタビューと呼ばれている手法です)。

インタビュー候補は、お店に来ていただいている顧客に直接お話を聞いたり、競合先によく行くという顧客を、SNSや現地インタビューを通じて見つけてお時間をもらったりするなど、とにかく実地形式・自分たちの足で稼ぐインタビューを心掛けました。

これは、なるべく脚色されていない、実際の顧客の生の声をとりたかったためです。

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