ただ「安くしろ」では成功しない…【億り人大家】が伝授する、不動産購入"値引き"交渉のツボとは

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ここで重要なのは「攻撃的にならない」ことです。「こんなボロ物件、この値段は高すぎる」では売主の感情を害します。「この問題を解決するには費用がかかるので、その分を考慮していただけませんか」という建設的な提案が効果的です。

売主にも「プライドがある」ことを忘れずに

『月1時間労働で家賃年収7000万円! 億り人大家さんが教える 首都圏×地方 戸建て投資術』(宝島社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

売主も人間です。プライドがあります。「あなたの物件は素晴らしいが、私の投資基準では○○万円が限界です」という言い方なら、売主のメンツを保ちながら交渉できます。

交渉のペースも重要です。即答を迫らず、相手に考える時間を与える。

「1週間お時間をいただいて、検討させてください」と言われたら、快く応じましょう。

最後に、私は必ず「次の一手」を用意しています。最初の指値が通らなくても、諦めません。

「では、○○という条件を追加したらどうでしょう」「支払い方法を変更したら」など、様々な角度から提案します。

粘り強い交渉が、最終的に良い結果をもたらします。

とはいえ、交渉というのはダラダラやったり、何度も条件を提示すると、なかなかまとまりません。スパッと結論を言い切り、あとはその内容付近まで下がってくるか否か。これが正解ではないかと私は考えています。

大家のプーさん 不動産投資家、宅建業者、コラムニスト

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おおやのぷーさん / Oyanopuusan

月1時間労働で"プー太郎"のようなFIRE生活を送る不動産投資家、宅建業者、コラムニスト。新卒で金融関係の会社に入り、世の中のお金の仕組みを学んだ結果、「最も早く効率よく資産を築くなら不動産」という結論に至る。その後、24歳で不動産会社に転職し、27歳で独立。自らも収益物件を買い進め、31歳で専業大家となる。現在は年間約7000万円の家賃収入を得ながら、ときどき宅建業者として働くスタイルで、ゆるっと資産規模を拡大中。家族中心のFIRE生活を楽しみながら、不動産業、コラム執筆やSNS発信、企業向けコンサルなどにも取り組んでいる。

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