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寝台特急「サンライズ出雲」で駅弁が買えるウラ技 新見市内の弁当業者が駅ホームに届けてくれる

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そんなこととはつゆ知らず、臨時列車でもシングルなら取れるだろうとタカをくくっていたら、なんと激戦で希望日のきっぷが取れなかった。びっくりして再度、日を変えてチャレンジ。ようやくシングル1階の喫煙個室が取れた。いつもなら2階でないうえ、禁煙ではなくがっかりするところだが、今回は取れただけありがたい。

さらに寝台列車や夜行列車にできるだけ長く乗っていたい私としては、これだけ長く乗車できる列車はひさしぶりでワクワクしていた。夜行列車に揺られながら、景色を眺めつつお酒を飲んだり、駅弁を食べたりすることが大好きだからである。

サンライズは知ってのとおり、車内販売はない。あるのはソフトドリンクの自販機のみ。食べ物やお酒は、調達して乗らなければならないのは周知の事実だ。しかも今回は終点への到着が昼過ぎなので、いつもより1つ多く駅弁を買っておかねば、と思っていた。

代金はおつりのないよう用意する(筆者撮影)

どうすれば駅ホームで弁当を受け取れる?

ところが、ここでなんと、寝台特急「サンライズ出雲」に乗りながら、駅弁を買えると知る。どういうことかというと、「サンライズ出雲」下りが通る伯備線の新見駅で、かつて駅や特急「やくも」車内で駅弁販売を行っていた地元の「大阪屋」という駅弁屋さんが、駅弁をホームまで届けてくれるというのである。つまり、列車から降りることなく、お金と引き替えに、駅弁を買えるのだ。

にわかに信じられなかったので、実際にやってみた。手順は以下のとおりだ。

1. 乗車日の2日前までに大阪屋さんに電話して駅弁の予約をし、当日、自分が乗る号車を伝え、受取場所の確認をする。
2. 乗車する前に、お釣りのないようお金を用意し、当日、受取時間が近づいたら、その号車の出入り口で新見駅到着を待つ。ちなみに臨時サンライズ出雲91号が新見駅に到着するのは10時20分頃。
3. ドアが開くと同時に駅弁とお金を引き換え、終了。

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