JR花咲線「駅弁食いだおれ」おなかいっぱいの旅 かきめし、さんまそば、たこ飯弁当などなど
とにかく、駅弁が食べたい。
その欲求に忠実に、駅弁を目的にした旅の計画を立て、全国を巡るのが好きだ。しかし最近は、全国的に駅弁の数が減ってきているのではないか、と懸念している。廃線になる路線や駅が増えれば、駅弁が減るのは当たり前とはいえ、かなり寂しいことだ。
ほぼ海沿いを走る花咲線
そんな中、次々と駅弁を発売している、稀有な路線を見つけた。北海道の根室本線のうち、釧路―根室間の135.4kmを走る、通称「花咲線」だ。
JR花咲線は、釧路―根室間を約2時間半で結ぶ路線。おおざっぱに説明すると北海道の右下、ほぼ海沿いを走る鉄路と言えばイメージが湧くだろうか。海や草原、湿原など絶景を通り、幻想的な景色も魅力である。
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