どうなる新路線構想「神戸のロープウェー」の未来 まやビューラインには再び「存続の危機」も?
新神戸駅から延びるロープウェーのハーブ園山頂駅(神戸市中央区)と掬星台の間を、神奈川県の箱根ロープウェイのような、たくさんのゴンドラを次々に送り出す形式のロープウェーで結ぶことが望ましいとした。
夜景なども含め、新たな神戸の景観を楽しむための乗り物としても期待できるとみているようだ。

新路線には課題も
報告書に記載された新路線は私有地の上空なども通過するとみられ、現時点で実現するかは未知数だ。とはいえ利便性も輸送力も高い新路線が敷設されるとなると、現在まやビューラインを利用している観光客が一斉に流れることになりかねない。
そうなると再び、まやビューラインは存続の危機に陥るのではないか。地元の市民活動だけで需要が創り出せるのか。やる気が出ないときは、まやビューラインを使って「星の駅」に併設された喫茶店で、神戸港を眺めながら原稿を書くことにしている筆者にとっても、今後の動向は目が離せない。

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