「Z世代」について知っておくべき5つのこと これまでとは全然違う、10代の行動様式

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以下にて、この新しい世代について、マーケターが知っておくべき5つのことを紹介する。

1.画面はZ世代にとって「身体の一部」

米調査会社、ピュー研究所によると、Z世代はしばしば、一度に5つもの画面を同時進行的に切り替えており、91%は、端末を持ちながら就寝すると回答した。米国だけで2015年内に、12~17歳の若者2200万人がモバイル端末を所有するとマーケティング調査会社、eマーケターが推測していることを考えると、これは意外ではない。前の世代であるミレニアル世代と同様、「絶えず接続されていること」が必須になっているのだ。

デジタルの弊害を知っている

2.だが、Z世代は技術の悪影響も認めている

Z世代は「デジタル・ネイティブ」だが、米代理店、Cスペースのフォーカスグループは、自分達が技術の大きすぎる影響から解き放たれる必要があると認めている。さらに、広告代理店スパークス&ハニーが行った調査では、Z世代は、画面を見る時間が長すぎると自覚しており、59%近くのZ世代は、オンラインで過ごす時間が長すぎると認めた。

スパークス&ハニーのバイスプレジデント兼編集ディレクター、ショーン・マホニー氏は次のように述べる。「Z世代は永続しない一時的なものが大好きだが、これは、監視時代におけるプライバシー意識が影響している。Z世代は今後、自分とデータとの関連を意識的に切り離すようにしていくだろう。これは、近い将来にプログラマティック広告が廃れることを示唆している。ブランドは、Z世代を追跡して対応する別の方法を見つけることが必要になる」。

3.Z世代は、なによりもプライバシーを重視する

Z世代は、不注意なツイートやスナップ写真が意味することを理解しているようで、オンライン生活をプライベートなものにしておくのに熱心だ。「Facebook」に対して無関心なのは既知の事実。Z世代の約29%は、Facebookはもう「クール」ではないと考えている。それよりも、「Kik」のようによりプライベートなメッセージングアプリや、「Snapchat」のようにメッセージが消えるメッセージングアプリに惹かれている。加えて、「Secret」や「Yik Yak」のような匿名ゴシップアプリや、「インスタグラム」の偽アカウントを好んで利用している。自分たちの生活や友だち関係をフィルタリングなしで自由に探究できるからだ。

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