配送業者3人が熱中症で死亡…世界で頻発する異常気象。酷暑の中での配達で「死がよぎった」ウーバー配達員の”本音”
急速に蒸し暑くなっていく室内で、私は配達用アプリに表示された「出発」をタップ。自宅を待機場所にしながら、配送依頼がくるのを待つことにした。しかし、この日は待っても待っても配送依頼がこない。
18時20分頃、だんだんと体調に違和感を覚え始めた。なんだかめまいがする。全身に力が入らない……。私は「これは熱中症だ!」と思い、慌ててエアコンをつけた。まさか室内で、これほど短時間で体調が悪化してしまうなんて……。
前述した通り熱中症は、命に関わるケースがある。適宜エアコンをつけるなど、お金よりも体調を優先してほしい。

暑さ対策はもはや必須、普及は喫緊の課題だ
SNSには「昼間のウーバーは地獄すぎる」「熱中症になりそうなので稼働しない」「デリバリーの仕事で軽く熱中症」など、配達員が書き込んだと思われる投稿を数多く見つけることができる。その一方で、「熱中症で動けないのでウーバー頼んだ」「暑すぎて無理。今日もデリバリー使っちゃった」など、サービス利用者からはデリバリー需要の声も多い。
現在私は肉体派ライターとして「暑さ対策グッズ」の検証に力を入れている。これまでにペットボトルホルダー、ネッククーラー、冷感衣類、日焼け止めを検証 → 情報発信を行った。この検証を通じて私は、「暑さ対策グッズは物によって想像以上の効果がある」「暑さ対策グッズは買ったら損ではなく、買わなきゃ損だ」と考えるようになった。

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