「ロボホン」はスマホ界に新風をもたらすか ロイターが報じた「ロボットスマホ」の衝撃
スマートフォンのバリエーションはすっかり出尽くしたと思った矢先、シャープが「ロボホン」を発表した。これは、使えば使うほど賢くなるロボット型スマートフォンだ。
ロボホンは、ユーザーとのやりとりから学ぶようにプログラムされているので、使うたびに同社のクラウドシステムにデータが蓄積されていく。また、カメラの顔認識機能で人の顔を識別し、写真に微笑むだけでなく、個人秘書にもなる。ステレオやプロジェクターなどとしても使える。ロボホンをかざせば、タクシーを止めることも出来る。
愛着を持って使えるスマホ
シャープ商品企画部の丸山晋由氏によると、設計者が作りたかったのはユーザーが愛着を持って使えるスマートフォンだという。「このロボットはユーザーとの毎日の生活を共有することでユーザーのことを知り、生活をもっと楽しくしてくれると思います」。
実際のスマートフォンに関して言えば、ロボホンは背中に2インチのタッチスクリーンを搭載し、通話のほか電子メール、ウェブ閲覧が出来る。
見てのとおり、ポケットには収まらない大きさだ。そのため、どこかに持って行くつもりなら首からぶら下げるか、キャリーケースに入れるかする必要がある。
それもユーザーには問題ではないようだ。東京近郊で行われた家電展示会でロボホンは来場者から好反応を受けていた。永井さんという来場者は「これを使うといろいろなことが出来ます。例えば、会話に応えたりしてくれるし、いろいろな使い方があります。今までにない全く新しいアイデアだと思います」。
MIWAKO TANGさんは次のように感想を述べた。「Twitterで知りました。それで実物を見に来たのです。思ったより小さいし、とてもかわいいと思います」。
このロボット型スマートフォンは2016年に日本で発売される予定だ。
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