「ライブパフォーマンスのはずがご飯タイムに!?」「今、飼育員が水槽に落ちた?」《水族館のライブ》笑顔の飼育員のただならぬ裏側
とはいえ、ライブにアクシデントはつきものだ。いつも予想どおりにいくとは限らない。逆にそれを売りにしている園館もある。また、飼育員自身がプールに落ちるなどの非常事態を引き起こすこともある。
そういった状況も、何事もなかったかのように笑顔で乗り切っているが、内心は思うところがあるんだろうな、と邪推してしまう。終了後に飼育員どうしで顔を見合わせているようすが、けっこうたまらない。
サイン出しの裏に
自他ともに認める、水族館でもっとも人気の職員、それがイルカトレーナーである。カッコ良いサインで華麗に指示を出す姿を、子どもたちは目を輝かせながら見つめている。魚類飼育員は浴びたことのない視線だ。
サインは華麗な技をくり出すためだけのものではない。日々のコミュニケーションや、体温測定・採血といった健康管理を円滑に行うためにも使用される。


















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