「ライブパフォーマンスのはずがご飯タイムに!?」「今、飼育員が水槽に落ちた?」《水族館のライブ》笑顔の飼育員のただならぬ裏側

(画像:『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』)
飼育員と生きもののやりとりも、おもしろさのひとつ
みごとなジャンプ、可愛いしぐさはライブの見どころだが、個人的には飼育員と生きもののやりとりも、おもしろさのひとつだ。といっても、飼育員の存在感をなるべくなくそうとしている園館もあるので、こっそりと味わうことにしている。
生きものにも性格や気分がある。やる気満々の個体、集中力がない個体、新人飼育員を舐めている個体など、状態はさまざまだ。飼育員は座り方や尾びれの向きなど、ちょっとした素振りから彼らの気分やほかの個体との関係性を読み取り、臨機応変にライブを仕上げている。ヒトどうしの距離感すら見誤ってしまう筆者には到底不可能な技である。
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