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アマゾン、カラー電子ペーパー搭載ブックリーダー「Kindle Colorsoft」日本発売へ。目に優しいカラー表現を実現した端末の価値とは

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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実際に見てみると、スマートフォンの有機ELが放つビビッドな色彩とは異なり、水彩画のような柔らかい色調で表現される。パステルカラーで描かれた絵本のページをめくるような、目に優しい発色といえばイメージしやすいだろうか。

マンガのようなくっきりとした線画でイラスト的な塗り分けのコンテンツとは相性が良い。一方で、細かい文字を含む雑誌や新聞の紙面ビューアーでは、拡大しないと読みづらい場合もある。

テキストベースの電子書籍でもマーカーが4色で引けるというメリットがある(筆者撮影)

通知疲れの時代に「読書専用端末」の価値

そして、電子ペーパーのもう一つの大きな特徴が「通知がない」ことだ。

Amazonの調査によると、日本人が1日に受け取る通知は平均40件。20代以下では50.7件とさらに多い。全体の約6割が「通知の大半は不要な情報」と感じており、20代以下の41%が自由時間中の通知でストレスレベルが上がると回答している。

さらに興味深いのは、リラックス手段としての活動中に通知で気が散る頻度だ。「本やマンガを読む」では約4人に1人(27.6%)が通知によって頻繁に気が散ると回答したのに対し、「音楽を聴く」では20.7%、「テレビ・動画を見る」では16.9%にとどまった。読書は他の活動よりも通知の影響を受けやすいことが明らかになった。

通知で気が散ると答えた人は動画視聴より本を読んでいる人に多い傾向があった(筆者撮影)

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