学校教育で始まる"人生100年時代を生き抜く"ための「学び方」革命。義務教育の「常識」が世界標準で覆る理由

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
教育ビジネス 子育て世代から専門家まで楽しめる教育の教養
「人生100年時代」には、学びの概念を拡張していく必要があります(写真:MAPS/PIXTA)
VUCA、「人生100年時代」、AIの登場……。
技術と社会が大きく変わる今、教育界には、明治維新以来150年ぶりに大転換の波が訪れています。「誰もが学び続ける時代に求められること」を知ることが、子育てにとっても、キャリア形成にとっても大切です。
そこで、日本最大級の教育イベント創設者・大学特任准教授・学校法人理事など、さまざまな立場や役割で教育に関わる宮田純也氏が「教育の新常識」を解説します(全3回、今回は第3回)。

オランダの学校の興味深い試み

オランダでは自分たちで学校を創ることができます。オランダの憲法23条のなかで、「教育の3つの自由」が保障されているからです。

① 設立の自由 200人の子どもを集められれば、自分たちで学校が創れる
② 理念の自由 宗教色を出しても、ほかのことで特徴を出してもよい
③ 教育方法の自由 教育内容や教材の裁量権が自由

オランダは学校全体の75%以上が私立学校といわれていますが、公費での補助は公立学校と平等におこなわれています。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事