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背後から近づくロボット犬、近代的なモール…新疆ウイグルの「観光都市」ウルムチ、《世界一周一人旅》の途中で6時間街歩き

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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その後ろを、小型のロボット犬2体が追いかけている。こちらは前足をあげたり、走ったり、階段を昇ったり、フットワークが軽そうだ。

その場にいる皆がロボット犬にくぎ付けになり、動画や写真を撮りながら一緒に練り歩く。そばで見守っているスタッフがいたので、何かのテストなのかもしれないが、それ以上のことはまったくわからない。

巨大ディスプレイの前にいたロボット犬(写真:筆者撮影)
「アイラブ新疆」の文字が見える(写真:筆者撮影)

青空に映えるモスク、あちこちに設置されている「アイラブ新疆」と刻まれたオブジェ、警察そしてロボット犬。民族衣装の男性が奏でる郷愁漂う音楽がすべてを包み込むように響き渡り、大型ディスプレイには陽気な観光プロモーションの動画が流れている。

エキゾチックとハイテクと物々しさのギャップ、やっぱり私はディストピアにいるようだ。

厳重なセキュリティチェック

昔ながらのバザールを期待する人にとってはつくられた偽物にすぎないだろうが、現代中国がてんこ盛りになった博覧会のようなバザールに結構満足した。

空港行きのバスの時間まで4時間近くあるので、無印良品が入っているショッピングセンターに地下鉄で向かった。

テロ対策として荷物検査を行う地下鉄は、海外では珍しくない。中国の地下鉄は知りうる限り、ほとんどの都市でX線検査を実施している。

が、ウルムチは荷物だけでなく、乗客に対してもX線検査をしていた。首脳会議でもやるのかってくらい警察とセキュリティスタッフがいる。

地下鉄のホーム(写真:筆者撮影)
ウイグル語も併記されている(写真:筆者撮影)

地下鉄を降りて10分ほど歩いた先にあったショッピングモールも、入り口で荷物検査があった。ここで気づいたが、地元の人たちは小さなカバンしか持っていない。こんだけ荷物検査があればそうなるわな。

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