フェイスブックの上場で億万長者となる中国人たち


フェイスブックへの注目度が高い中国IT企業だが、今回のフェイスブック上場のニュースが出ると、それまで低迷していた中国IT銘柄の株価が途端に上昇した。新浪ネットの株価は翌日から6・6%上がり、分衆伝媒(フォーカス・メディア)は20・9%、土豆ネットも13・5%上がった。中国IT企業は異口同音に「われわれは中国のフェイスブックだ」と言う。

ただ、中国ではフェイスブックを知らない人は少ないが、フェイスブックそのものは利用できない。

「フェイスブックがこれから上場すると聞いているが、インターネットからアクセスしてみると、まったく見られない。こんなでたらめなウェブサイトはとんでもない」。中国で見られないことを知らない投資家までも、フェイスブックの上場に注目しているのだ。

フェイスブックは、最終的に米国のアップル、マイクロソフト、グーグルのようになるのか、それともAOL、ヤフー、マイスペースになっていくのか、現時点で将来がわかる人はいない。われわれに見えているのは、フェイスブックの従業員と関係者、そして投資家が熱狂しているという、その情景だ。

(中国『中国経済周刊』2月13日号/孫氷記者(北京から報道) =週刊東洋経済2012年3月24日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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