豪華!知られざるプロゴルフ優勝副賞の実態 車にボート、複合機、まぐろ解体ショーまで

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今シーズン賞金女王への道をひた走るイ・ボミ(写真:日刊スポーツ/アフロ)

10月8~11日に茨城県の石岡ゴルフ倶楽部(男子)と静岡県の東名カントリークラブ(女子)で、それぞれ開かれた国内男女プロゴルフのツアートーナメントは、またしても韓国勢が優勝した。

17試合中11試合で外国勢が優勝

男子の優勝は李京勲、女子はイ・ボミ。国内男子プロゴルフトーナメントはこれで3週連続韓国勢が勝っている。今季17試合を振り返ると、外国勢が11試合に優勝している。賞金ランクも韓国の金庚泰が1億円超えで2位池田勇太にダブルスコア以上の差をつけてダントツのトップだ。

国内女子プロゴルフトーナメントの優勝者も2週連続で韓国勢。ここ8週間で7試合に外国勢(韓国、台湾)が勝っており、今季30試合で外国勢が制したのは16試合、賞金ランクも1億円超えで1位イ・ボミ(韓国)、2位テレサ・ルー(台湾)となっている。

日本ツアーは世界に門戸を開いているのだから仕方ないものの、「寂しい」とか「情けない」などと思う日本のファンは少なくないだろう。ゴルフのトーナメントでは、賞金は配分表に従って決勝ラウンドに進んだ人数で分けるのだが、優勝副賞がある。大会によって数はまちまちだが、名前のとおり優勝者の総取り。「裏賞金ランク」といって、どれだけ優勝副賞を稼いだかというのを、かつて記者時代に調べたこともあるほど、意外と充実している。これも今季は男女とも半分以上を外国勢に持っていかれていることになる。

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