【誰でも乗りやすい、最新スーパースポーツ発売間近】次世代フラッグシップとして注目が集まるヤマハ「YZF-R9」に熱視線

多様なバイクのジャンルのなかでも、スーパースポーツといえば、二輪最高峰のMotoGPなど世界のレースで活躍するワークスレーサー直系の性能やスタイルを持つことが人気。ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)でも、1000cc・4気筒の「YZF-R1/R1M」を筆頭に、多様なモデルを擁する「YZF-R」シリーズを展開するが、その次世代フラッグシップとして注目されているのが「YZF-R9」だ。
従来と異なるコンセプト

900cc・3気筒エンジンを搭載し、2025年春以降の国内発売を予定するこのモデルは、従来のスーパースポーツと異なるコンセプトが注目点だ。ヤマハのワークスマシン「YZR-M1」を彷彿させるエッジの効いたカウリングなど、スタイル的にはスーパースポーツの方程式を継承する。
だが、走行性能は比較的マイルド。サーキットなどでの速さを追求したYZF-R1/R1Mが乗り手をある程度選ぶのに対し、YZF-R9では公道での扱いやすさや快適性を向上する装備なども採用。より幅広いライダーが乗りやすいマシンに仕上がっていることで、大きな注目を集めている。
ここでは、そんなヤマハのYZF-R9について、2輪車の展示会「第52回 東京モーターサイクルショー」(2025年3月28~30日・東京ビッグサイト)で現車をチェックしたので、その感想も踏まえて紹介。取材時は、参考出品の段階だったため、市販の時期や価格などは未発表だが、現時点でわかる範囲で、このバイクの特徴などについてお伝えしよう。
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