セルフ式うどんで子どもが火傷!《店の責任か、親の責任か…》悲惨な事態を防ぐ方法

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セルフ式うどん 火傷
(写真: dejavu / PIXTA)

セルフ式うどんで火傷!どちらの責任?

SNSでは、たびたび、セルフ式うどん店で起きた幼児の火傷事故が話題になる。親が目を離した隙に子どもが火傷し、親が店の責任を問うケースもある一方で、「何でも店のせいにするのは違う」「火傷のリスクがある場所に子どもを連れて行くほうが悪い」という意見もある。

セルフ式うどん店とは、客自身が麺を湯に通し、出汁をかけて完成させるスタイルが特徴だ。トッピングやサイドメニューを自由に選べるため、安価でスピーディーに食事ができるメリットがある。

一方で、熱々のうどんや天ぷらを自ら運ぶため、火傷などの事故リスクがある。特に子どもを連れている場合、親が片手でトレーを持ちながら子どもに目を配るのは難しい。

SNSでの反応がこれだけ盛り上がる背景には、セルフサービスの飲食店が近年増加している現状がある。低コストかつ短時間で食事ができるため、忙しいビジネスパーソンや学生に人気が高い。

セルフ式うどん店もその一環であり、特に関西地方を中心に展開している大手チェーン店では、ピークタイムには長蛇の列ができることも珍しくない。

保護者の監督責任もあるが、店側も「お子様連れの場合は、目を離さないように」といった注意書きを掲示するなど、リスクを軽減する工夫が求められる。

事前にリスクについてしっかりと周知しておくことが重要であり、万が一事故が発生した場合には、店がどう対応するかも問われるだろう。

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