あなたは「生はちみつ」と「純粋はちみつ」の違いを答えられますか? ”偽スーパーフード”にご用心

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「健康効果を期待するのであれば、地元の養蜂家から濃い色のはちみつを購入すべきです。店で売られているはちみつのほとんどは加熱処理されています」

地元産の濃く、自然なはちみつを扱っている自然食品店もあるが、希釈されたはちみつは健康効果が薄いとして、チェルウォニー氏は次のように指摘する。

「1日に大さじ2〜3杯まで」

「甘味料として使うだけなら気にする必要はありませんが、抗炎症作用などを求めるなら純粋はちみつを選ぶべきです」

なお、はちみつは糖分が濃縮された食品であるため、推奨される量は「1日に大さじ2〜3杯まで」であるという。

健康的な食品である一方で、摂りすぎは逆効果になる可能性もあり、持病がある人は特に注意すべきであるとチェルウォニー氏は述べる。

また、「偽はちみつ」はむしろ糖蜜(糖分を含んだ液体シロップ)に近く、子どもや高齢者にとっては「高カロリー爆弾」になりかねないとトーレス氏は警鐘を鳴らす。

純粋はちみつを継続的に摂取することは、健康面にプラスの影響がある可能性は高い。また、生はちみつはファーマーズマーケットや地元の養蜂家からの入手が現実的な選択肢となりそうだ。

(執筆者:アナ・スキナー)

「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部

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