7位たまプラ、4位が日吉、では1位は? 地価の高い「神奈川県の住宅地」トップ300地点【2025年版】

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住みたい街ランキングでも人気の横浜を抱える神奈川県。住宅地で地価の高いエリアはどこなのか。ランキングにまとめた(写真:denkei/PIXTA)

リクルートが発表している「SUUMO住みたい街ランキング首都圏版」において、8年連続で1位を獲得しているのが横浜だ。魅力的な働く場や企業があるという理由のほかに、新たな複合施設が開業するなど、都市インフラも発展。夜景の美しさや公園の豊富さといった住環境の整備も評価につながっているようだ。

それでは、そんな横浜が位置する神奈川県の住宅地の地価はどのような状況になっているのか。東洋経済オンラインでは、国土交通省がまとめた2025年1月1日時点の公示地価を基に、同県の住宅地で1平方メートル当たりの地価が高い300地点をランキングにまとめた。

概観すると、1坪当たりの地価(1平方メートル当たりの地価×3.30579で算出)が200万円を超えたのは7地点、150万円を超えたのは38地点だった。4月14日に配信した大阪府の住宅地ランキングでは坪単価200万円超えが8地点だったことから、人気エリアに関しては大阪と同等の地価水準になっていることが読み取れる。

山手を抑えて1位となったのは?

個別地点では、1位となったのが川崎市中原区小杉町2丁目(最寄り駅は武蔵小杉)。この地点は東急東横線・目黒線の新丸子駅や等々力緑地にも近く、住環境と利便性が両立できる地域だ。鑑定書には「マンション需要が底堅く、立地に優る環境の良好なマンションの価格は堅調に推移している」とある。

2位は、横浜市中区山手町(最寄り駅は石川町)。かつては外国人居留地があった高台の高級住宅街で、近隣にはフェリス女学院大学などがある。鑑定書によると、「山手ブランドやその希少性に対する需要は底堅い。高級住宅地域として熟成しており、格別な変動要因はなく当分の間は現状を維持していくものと予測する」という。

3位は、横浜市西区中央1丁目。最寄り駅は京急本線の戸部駅だが、横浜駅や桜木町駅といった中心地からも遠くない地点だ。鑑定書には、「中高層の共同住宅等が建ち並ぶ住宅地域として熟成している。当面は現状のままで推移していくものと予測する」と書かれている。

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