ベンツ、ポルシェ、レクサス…「1000万円以上の新車」を購入した人の実態をデータから分析

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アル/ヴェルで車両本体価格が1000万円を超えるのは、2025年1月31日に追加されたプラグインハイブリッド車(PHEV)のみだが、分析対象は2024年12月までだから含まれない。

それでも上位グレードの「Executive Lounge」は900万円程度であるため、各種オプションを装着すると1000万円以上となるのだ。

レクサスが「メーカー順2位」になるワケ

続いて車種別でのランキングを紹介する。1位はポルシェ「911」、2位にメルセデス・ベンツ「Sクラス」、レクサス「LS」と高級車の代名詞的な車種が並ぶ。ポルシェは14位、15位にSUVの「カイエン」「マカン」もランクインしている。「911」「カイエン」「マカン」の3車種で、今回の集計条件下のポルシェのほとんどを占めた。

4~5位はレクサス「RX」「LC」で、8位にも「LX」が入っており、レクサスが先のメーカー順で2位に入るのもうなずける。

実際のところいくらで購入しているのか?

ひとくちに「1000万円以上」といっても、先のアル/ヴェルのようにオプションを加えて1000万円に到達する車種もあれば、ポルシェ911のようにスタート価格が2000万円に迫るクルマもある。

そこで、メーカーごとの価格データの平均値(=実際にいくらで買ったか)を出してみた。ここでは値引きと下取りを加味した数値も、あわせて紹介する。

今回の「1000万円以上」の主軸である「値引き前車両本体+オプション価格」を見てみると、最も高額なのはポルシェの1846万円で、続いてメルセデス・ベンツが1574万円。平均価格が1500万円を超えるのは、この2メーカーのみであった。

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