世界のコーヒー会社が、中国で熾烈な豆争奪戦

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大量収穫による値下がりを懸念

一方、さまざまな課題にも直面している。

世界のコーヒー生産量は年700万トンで、うち55%は南米で生産され、17%はアジア、11%はアフリカで産出されている。中でも、ブラジル一国の生産状況に、ほかの国も影響を受けるという。

ここ1、2年、コーヒー価格は暴騰しており、この高値が今後10年間は続くといわれている。そのため、世界のコーヒーメーカーは新たなコーヒー産地の開拓に必死になっているという。実際、今回の取材でわかったことは、雲南のコーヒー豆の最大のバイヤーは、スターバックスとネスカフェ、マックスウェルだ。

「苗を植えて3年後には結実し、5年目から7年目には、大量に収穫できる時期を迎える」と雲南省の地元政府関係者は話す。しかし、「豊作になれば、コーヒー豆の値が下がり、地元農家はかえって貧しくなる。何とかそれを避けたい」とその関係者は懸念する。プーアル茶のリスク分散で始めたコーヒー生産だが、悩みの種は尽きない。

(『中国経済周刊』12月19日号/孫 氷記者(北京で報道) =週刊東洋経済2012年2月25日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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