【体験レポート】社長の「勝負服」スタイル術 伊勢丹新宿店のエグゼクティブ向けコーディネートを体験 プロがTPOに合わせた「似合う服装」を提案

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コーディネート前後の全身写真の比較
左:筆者の私物のスーツ、右:今回のコーディネート(撮影:今井康一)

筆者が着てきた自前のスーツと比べると、明るくこなれた雰囲気になったのではないだろうか。メディア取材を想定すると、顔色がよく見えてカメラ写りがよくなることも重要なポイントだ。

立場ある人が装いを「きちんとする」意味

パーソナルカラー診断と骨格スタイル分析®の結果は、日焼けしても体重の増減があっても、一生変わらないという。普遍的な情報であるため、今後のコーディネートにも知識を生かすことができそうだ。

なお、トータルの時間は約180分で、価格はパーソナルカラー診断と骨格スタイル分析®が各1万1000円となる。これに服や靴などの値段が加わる。

時間のないエグゼクティブには、1時間ほどでコーディネート提案する方法も可能だそうだ。これまで何百という人物を見てきた経験から、実際はほぼ瞬時に診断を下せるといい、「最短時間で適切な装いを見繕ってほしい」という要望にも応えている。

店舗に行く時間もない人に向けては、訪問してコーディネートするサービス(3万3000円)もあり、秘書や広報からの代理依頼など法人からの予約も受け付けるという。

筆者が体験して印象的だったのは、自分で「こうではないか」と思っていた似合う色や服装が、プロから見れば実は違っていた、ということだ。もちろん誰しもプライベートでは好きなように装っていい。

しかし立場ある人が公の場に出る際、その装いや顔色までもが、よくも悪くも言外のメッセージとなる。背負うものが多いエグゼクティブ層にとって、その場にふさわしく、また自身を引き立ててくれる装いに仕上げてくれるプロがいることは心強いだろう。

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横山 博之 ライター

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よこやま ひろゆき / Hiroyuki Yokoyama

2000年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、フリーランスのライターとして活動を開始。カバン、時計、ファッションと男性のライフスタイルを彩るモノに対する造詣が深く、デザイナーや職人など、それらのモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術や、センセーショナルなカルチャーにも目を向ける。

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