【体験レポート】社長の「勝負服」スタイル術 伊勢丹新宿店のエグゼクティブ向けコーディネートを体験 プロがTPOに合わせた「似合う服装」を提案

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次は骨格スタイル分析®だ。肌の質感や骨格、胸板の立体感、重心の高さといった4つを軸に、体全体に厚みがある「ストレート」、細身で華奢に見えやすい「ウェーブ」、骨格がしっかりした「ナチュラル」の3タイプに分けていく。

パーソナルカラー診断、骨格スタイル診断®でわかる似合う服装の資料
パーソナルカラー診断では似合う色、骨格スタイル診断®では似合う服装の形や素材などがわかる(撮影:今井康一)
2つの診断の写真をもっと見る

着てみると一目瞭然、似合う服と似合わない服

タイプごとに選ぶべきシルエットやフィット感、種類、素材があるといい、例えば適度なハリ感のあるウールは「ストレート」に、質感に主張のあるリネンは「ナチュラル」に合わせやすいといった違いが生まれるという。

視覚的な情報に加え、腕や上半身などにも直接触れて骨格スタイルを分析。結果、筆者は「ストレート」タイプだと判断された。

手を当てて体の厚みを確認している様子
体の厚みを確認している様子(撮影:今井康一)

「ストレート」な筆者がフィットするのは、ウール素材(ネイビー)のジャケット。「ナチュラル」の人に合うリネン(生成り)はややオーバーなシルエットになり(下の写真左)、「ウェーブ」向きの化繊生地(ベージュ)は体のラインが出すぎてしまう(下の写真中央)。

同じジャケットでも素材が違うと見え方が違う。左から「ナチュラル」の人に合うリネン(生成り)、「ウェーブ」向きの化繊生地(ベージュ)、筆者の「ストレート」に合うウール素材
左から「ナチュラル」の人に合うリネン(生成り)、「ウェーブ」向きの化繊生地(ベージュ)、筆者が診断された「ストレート」に合うウール素材(撮影:今井康一)

最後にパーソナルカラー診断と骨格スタイル分析®による結果に基づき、想定した着用シーンである「メディアへの出演」にふさわしいコーディネートを組み上げていく。実際のサービスでは、専任スタイリストとともに伊勢丹新宿店でじっくり商品を選ぶことが多いそうだ。

コーディネート後の全身写真
ジャケット 330,000円(ベルヴェスト)、パンツ 70,400円(ピーティー トリノ)、シャツ44,000円(ルイジ ボレッリ)、靴 126,500円(クロケット&ジョーンズ)(撮影:今井康一)
※価格はいずれも税込み。商品は在庫に限りがあるため、売り切れの可能性がある

最終的に選ばれたのは、ノータイのジャケパンスタイルだ。光沢のあるウール生地がクラス感を与えるネイビージャケットに、さわやかなサックスブルーのシャツという組み合わせ。シャツは襟羽開きが広いホリゾンタルカラーで、ほどよいカジュアル感を演出する。

そこにスリムなシルエットのウールスラックスと、格調高いタッセルローファーを合わせた。すべてが、パーソナルカラーが「ソフィスティケイト(夏)」で骨格スタイルが「ストレート」である筆者にぴったりなアイテムだという。クラス感を保ちながらも洒脱な雰囲気に仕上げてくれた。

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