東洋経済オンラインとは
ビジネス #再来!大倒産時代

「銀行員覆面座談会」 相次ぐ不正を見抜けぬ実態。融資審査や与信管理をしているはずなのに…

6分で読める 有料会員限定
2/4 PAGES

リーマンショック以降は金融円滑化法によって簡単にリスケができるようになり、コロナショック後もゼロゼロ融資などの支援策で資金繰りが回っていた。ところがゼロゼロ融資の返済が始まり、原材料価格なども高騰したことで、ゾンビ企業の資金繰りが厳しくなっている。

業績がいいはずの企業がリスケを要請してくると、銀行員は「ピン」ときて追加資料の提出を求める。粉飾をしている企業は追加資料の提出が遅く、いろいろと詮索されるのが嫌だから「では、お返しします」と返済することが多い。で、他行から借りられるスピードよりも返すスピードが速まると、資金繰りに行き詰まって倒産するわけだ。

融資未経験の若手が急増

C 銀行の審査力や粉飾を見抜く力が落ちているのも間違いない。とりわけ、マイナス金利時代にその力が大きくそがれてしまった。当時は、支店全体の収益目標はあったが、貸出残高の目標が設定されていなかった。十分な金利が取れないからね。そこで頑張っていたのは手数料収益を中心とする非金利ビジネス。そのため金を貸したことがほとんどない若手行員が大量に発生してしまった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象