タイム・トラベル映画に共通する傾向と魅力 秋の夜長に見るなら、ズバリこの作品だ!

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『タイムシャッフル』
『タイムシャッフル』(2014年/アメリカ/104分)

ハウスメイトの3人は、ある日向かいに住む風変わりな科学者が死亡しているのを発見する。室内の壁一面には、自分たちのリビングを撮った無数のポラロイド写真が貼り出され、謎の巨大マシンが横たわっていた。やがてそれらが24時間後の未来を映しだす巨大ポラロイドカメラと写真だと気づいた3人は、タイムシャッフルがもたらす取り返しのつかない運命に翻弄され始める……。卓越したアイデアが脳を刺激するシチュエーションSFスリラーの傑作だ。

 

『タイム・チェイサー』
『タイム・チェイサー』(2013年/カナダ/93分)

『シックス・センス』(1999年)、『A.I.』(2001年)の天才子役、ハーレイ・ジョエル・オスメント主演のタイム・トラベル・ムービー。著名な物理学教授ガブリエルと芸術家の妻マリカは、9歳の息子エロルと共に幸せな家庭を築いていたが、ある日学会に出掛けたガブリエルが、何の痕跡も残さず失踪。21歳になったエロルは、父のタイム・トラベルに関する研究ノートを見つけ、祖父と力を合わせ、父と再会するためタイム・トラベルに挑むのだが……。

『タイムリーパーズ』
『タイムリーパーズ』(2013年/ポルトガル・アイルランド/80分)

2018年、CERN研究施設で5人の男女が目覚める。やがて防護服を身につけたピーターと名乗るCERNの研究者が現れ、自分は2012年からタイムトリップして、時間軸を修正するためのデータ収集に来たと話す。なんと隕石衝突によって人類が滅亡してしまっていたのだ。違う場所と時代から呼び寄せられた5人とピーターの、地球滅亡を回避する戦いが始まる……。夜に人を襲う“死者”と呼ばれる謎の生物は、ウェルズの『タイム・マシン』がヒント?

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