わたし恋に落ちました、お菓子とコンビニに 「お菓子・コンビニオタク」の仕事道とは?
高校生のころから毎日10種類以上のお菓子を食べ続け、20余年。これまで食したお菓子は3000種類を優に越える。ローソンで販促を担当する松林千宏さんは、まさに「お菓子オタク」だ。
「食べる順番もなんとなく決まっていて、最初は軽い食感のスナックから始まり、味の濃いもの、米菓のような歯ごたえのあるものへと展開。最後はデザート系の甘いもので締めるというフルコースが私流の食べ方です」
アルバイトでコンビニの魅力に取りつかれる
しかし、彼女のユニークな点は“お菓子だけではない”ということ。高校から始めたアルバイトでコンビニの魅力に取りつかれ、どんどんのめり込んでいった「コンビニオタク」でもある。某テレビ番組の「コンビニ通選手権」「スナック&駄菓子通選手権」「お菓子通選手権」のチャンピオンにも輝いた。
「友人とコンビニに行くと『誰よりも早く入って、誰よりも遅く出てくる』と呆れられています。ついチェックしてしまうのは、ごみ箱。捨てられているパッケージを見れば、今何が流行っていて、どんなものが買われているのかがわかるので。周囲にはちょっと引かれますが(笑)」