今回の「つけ麺日本一決定戦」に出場することにおいても、迷いはあった。果たして日本一を獲る必要があるのかという議論にもなった。
しかし、篠塚さんはイベントで結果を残して、授賞式でラーメン店で働くことの誇りを伝えたかった。メンバーにもそれを伝えて、全力で出場することにした。
「イベントに出ていろんな人とつながれて、自分と同じような考えを持つ方が他にもいることを知りました。これがきっかけで同志が増えたら、日本中にいいお店が増えていくかもしれないなと思っています。我々は日本一に胡坐をかくことはありません。
先人には敬意を持ち、たとえ僕らが絶望に打ちのめされたとしても若者に希望を与えられる世代でありたいと思いますし、若い世代に『真剣に働くと仕事も面白い』ということを体現し、伝えたいと思っています」(篠塚さん)
後輩の世代になっても、誇れる店であり続けたい
日本一を獲得したら終わりではなく、常に全盛期ではないと意味がないと篠塚さんは考えている。これはたとえ、篠塚さんが引退し、後輩の時代になっても変わらない。
「YOKOKURA STOREHOUSE」は、小山の街にとって誇れるお店であることを目指し続けているのだ。
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