実はリフトアップ効果「イヤーカフ」で脱マンネリ オシャレに決めるコツ、落ちにくい着け方伝授

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——イヤリングやピアスとは違う、イヤーカフならではの魅力とは?

イヤーカフの魅力は何と言っても、耳の上部に着用できること。耳たぶにイヤリングやピアスを着けるのに比べ、耳の上部にイヤーカフを着けることで、顔を正面から見ると目線が上がり、リフトアップ効果が期待できます。イヤーカフ誕生以前はこの部分にピアスを着ける人もいましたが、軟骨に穴を開けるのはハードルが高いですよね。でもイヤーカフならスライドするだけで簡単に着脱できる、という点で画期的だと思います。

室井由美子
室井由美子(ムロイ・ユミコ)/スタイリスト・動画クリエーター。栃木県出身、1977年生まれ。大学在学中からファッションの世界に入り2002年に独立。その後、女性誌・TV広告を中心に活動を開始。業界の間で「おすすめ上手」として話題になり、読者のお悩みに寄り添ったスタイリングページも多数担当。イベントなどでも破格の売り上げを記録する。シンプルでほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとコーディネートに定評があり、現在YouTube「スタイリスト室井由美子channel」などで今まで培ったノウハウを活かしたファッション提案を発信中。海外ブランド案件などにも意欲的に取り組んでいる。俳優・大泉洋さんと、お笑い芸人・さまぁ〜ずさんの大ファン。Instagram: @yumikomuroi YouTube :「スタイリスト室井由美子channel」(室井氏提供)

耳の上部からスライドさせて着けると落ちにくい

——スタイリストとして仕事する中で、どのようにイヤーカフを取り入れていますか? リング型、クリップ型、フック型、チェーン型などがありますが、どのように使い分けていますか?

タイトな洋服や、首回りが詰まっているトップスが衣装のとき、まとめ髪のときには、イヤーカフで上方にポイントを持っていくとスタイリングが決まります。リング型には丸いものだけでなく、オーバルや三角などさまざまな形状があります。いずれにしろリング型は耳にピタッと着くのでいちばん取り入れやすく、レイヤード(重ね着け)もしやすくて応用力が高いですね。

一方でクリップ型はしっかり留まりますし、フック型も耳の後ろから引っ掛けて着用するので、落ちるのが心配な方でも使いやすいのでは。チェーン型は形状的に、少し華やかなシーンに着用するのがおすすめです。

——「落ちるのが心配」とイヤーカフを敬遠する人も少なくないようですが、落ちないようにしっかり着ける方法はありますか?

イヤーカフの着用画像
(筆者撮影)

イヤーカフが落ちてしまう方は、耳の軟骨の真ん中から無理やり押し込んで挟んで着けているのだと思います。想定しているよりもかなり上部の、軟骨が薄くなっている箇所から挟んで、下にスライドさせてみてください。

これで、落ちることはほぼないはず。最初はちょっと勇気が要るかもしれませんが、大丈夫!「イヤリングは耳たぶが痛くて着けられない」という方も、イヤーカフは痛みとは無縁なのでぜひ試してしてみてください。

——イヤーカフ初心者の30〜40代女性にオススメの素材は?

最初は地金、パール、ダイヤモンドから挑戦するのがオススメ。特にパールはカジュアルな服装でも一つ着けるだけでグッと高級感が出ますし、ちょっとフォーマルな場面でもOKです。慣れてくれば色石のものを着けるのも素敵ですが、色のない地金、パール、ダイヤモンドの方が汎用性は高いと思います。

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