実はリフトアップ効果「イヤーカフ」で脱マンネリ オシャレに決めるコツ、落ちにくい着け方伝授
——イヤリングやピアスとは違う、イヤーカフならではの魅力とは?
イヤーカフの魅力は何と言っても、耳の上部に着用できること。耳たぶにイヤリングやピアスを着けるのに比べ、耳の上部にイヤーカフを着けることで、顔を正面から見ると目線が上がり、リフトアップ効果が期待できます。イヤーカフ誕生以前はこの部分にピアスを着ける人もいましたが、軟骨に穴を開けるのはハードルが高いですよね。でもイヤーカフならスライドするだけで簡単に着脱できる、という点で画期的だと思います。
耳の上部からスライドさせて着けると落ちにくい
——スタイリストとして仕事する中で、どのようにイヤーカフを取り入れていますか? リング型、クリップ型、フック型、チェーン型などがありますが、どのように使い分けていますか?
タイトな洋服や、首回りが詰まっているトップスが衣装のとき、まとめ髪のときには、イヤーカフで上方にポイントを持っていくとスタイリングが決まります。リング型には丸いものだけでなく、オーバルや三角などさまざまな形状があります。いずれにしろリング型は耳にピタッと着くのでいちばん取り入れやすく、レイヤード(重ね着け)もしやすくて応用力が高いですね。
一方でクリップ型はしっかり留まりますし、フック型も耳の後ろから引っ掛けて着用するので、落ちるのが心配な方でも使いやすいのでは。チェーン型は形状的に、少し華やかなシーンに着用するのがおすすめです。
——「落ちるのが心配」とイヤーカフを敬遠する人も少なくないようですが、落ちないようにしっかり着ける方法はありますか?
イヤーカフが落ちてしまう方は、耳の軟骨の真ん中から無理やり押し込んで挟んで着けているのだと思います。想定しているよりもかなり上部の、軟骨が薄くなっている箇所から挟んで、下にスライドさせてみてください。
これで、落ちることはほぼないはず。最初はちょっと勇気が要るかもしれませんが、大丈夫!「イヤリングは耳たぶが痛くて着けられない」という方も、イヤーカフは痛みとは無縁なのでぜひ試してしてみてください。
——イヤーカフ初心者の30〜40代女性にオススメの素材は?
最初は地金、パール、ダイヤモンドから挑戦するのがオススメ。特にパールはカジュアルな服装でも一つ着けるだけでグッと高級感が出ますし、ちょっとフォーマルな場面でもOKです。慣れてくれば色石のものを着けるのも素敵ですが、色のない地金、パール、ダイヤモンドの方が汎用性は高いと思います。
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