2024年の婚活市場をズバリ表す「衝撃の漢字」 ルッキズム批判の一方で、整形も当たり前に

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「毎日眉毛を描くのが面倒だったり、汗で落ちることが気になったりするなら、皮膚の浅い部分に色素を入れるアートメイクはいかがですか」とおすすめされて、さっそく眉毛アートを入れていました。

さらに、減量したことから頬にしわとたるみが出てしまったので、ハリを出す注射も打ちました。100キロ以上の巨体で大汗をかきながらコーラを持ち歩いていたときとは別人のようです。職場でも女性社員から「Bさん、カッコよくなったよね」と言われて逆ナンされたとか。

2025年も「顔」重視の傾向が続く見込み

男性もたまたまお見合い写真撮影でメイクをすると、自分の変身ぶりに驚き美意識に目覚めることがあります。撮影後、「帰りにメンズの化粧品買って帰ります」という男性もかなり多いですね。目覚めたら、それまでズボラだった男性もガラリと変わることがあります。

人生100年時代。かつては60代にもなればもう高齢者。見た目もシワ、シミがたくさんあって当たり前とされてきました。今は、それは論外。特に婚活市場ではかなり不利になります。

美容医療などにお金をかけずとも、例えばドラッグストアで手頃な化粧品を買ってくるだけでも十分。毎日、化粧水やクリームを塗ってきちんと保湿をすれば、それまでケアしたことがない男性ならなおさら如実に変化がわかるでしょう。肌に対してこまめにメンテナンスをするという意識は、女性に好感を持たれるためには必要なことです。

食べ物にも気をつけて、糖分が高いジュースを飲まない、間食をしないといった意識を持つだけでかなり変わります。この「顔」を重視する流れは、2025年も続くとみられます。

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植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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うえくさ みゆき / Miyuki Uekusa

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。結婚相談業のほか、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など、アラサー・アラフォー男女を「幸せな結婚」に導くために幅広く活動中。『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみさんとの共著、青春出版社)、『結婚の技術 (中央公論新社)、『モテ理論』(PHP文庫)など。

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